有給休暇取得率
[2014-03-06 22:24:12]
離職率、平均勤続年数と並んで、ブラック企業を見極める判断材料となるのが”有給休暇取得率”です。
有給休暇とは、出勤したのと同じように給料がもらえる休みのことで、企業によって年間の最高日数が決められています。
有給を多く取得できている企業というのは、社員がしっかりと休めている優良な企業であり、逆に、有給がほとんど取得できていない企業というのは、社員に休みを認めないブラック企業と言えるでしょう。
業界を跨いだ日本の企業全体の平均有給取得日数は、年間で大体10日前後とされています。
業界によって休みが多いところと、少ないところに分かれるので、全体平均の半分ほどが有給休暇取得日数の目安となりそうです。
つまり、ブラック企業に就職したくなければ、有給休暇が5日以上取れているかどうかを確認することが大切になります。
実際に説明会の場などで、社員が一年で取得した有給休暇日数を訪ねてみるといいと思います。その際、「わかりません」と企業側に言われたら、その会社はやめておいた方が良いでしょう。
そう言った企業は、データを出していても教えれない企業、あるいはデータも出してすらいない”ずさん”な企業ですから、就職してもいいことはないです。